忙しいときに限って

本を買ってしまうのさ。別に昨日今日出た本でもなく、書店にいくたび(つうか、毎日寄ってるのだが)目にしては「あ、そのうち買おう」と思ってて、たっぷり本を読む時間があるくせにそんなときは買わない。なのに、仕事がきゅーっと忙しくなってくると書店でがしっとそれらの本をつかんでいそいそとレジに向かっちゃうんだなぁ。なぜ。

今日は「文学賞メッタ斬り」 ASIN:4891946822 と「犬は勘定に入れません…あるいは、消えたビクトリア朝花瓶の謎」ASIN:4152085533 を買いました。
「航路」を読み終わってからしばらくのあいだ「ドゥームズデイ・ブック」は放置しており、一昨日あたりから急に読み始めたら面白い。まだ、キブリンが向こうに着いたあたりなのだが。で、そうなると「航路」も読み返してみたくなったりして、そしたらやっぱり「犬〜」も買わねばなるまいのお、ということで。
「航路」は今にして思えばあとからじわじわ効いてくる面白さだったんだなぁ。読んでるときにものすごーく面白いとかページをめくる手を止められないとかいう小説ではなかったのだけど(たとえばビジョルドなんかはそんな感じ)。なんというか、外用薬じゃなくて内服薬?つまり座薬じゃなくて腸溶錠みたいな小説。